当事務所では杉本和行弁護士を本年10月1日付で顧問として迎えました。

以下、杉本弁護士の入所のご挨拶を掲載いたします。

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ご挨拶

このたび、改めてTMI総合法律事務所に参加させていただくことになりました杉本和行です。私は2011年4月からTMI総合法律事務所にて弁護士活動に携わっておりましたが、2013年3月に公正取引委員会委員長に就任することになり、弁護士活動を停止しておりました。この9月12日に7年半に及んだ公正取引委員会委員長の職を退き、10月1日より改めてTMI総合法律事務所に参加することになりました。

公正取引委員会の7年半の任期の間おいては、3度にわたる独占禁止法の改正に携わりました。これらの改正はそれぞれ、審判制度の廃止、新たな確約制度の導入、調査協力減算制度の導入を内容とするものであり、公正取引委員会と企業が協働して独占禁止法の執行を図っていこうという方向で制度改正を行うというものでした。今後は、弁護士として企業側を代理する立場から独占禁止法の適正な執行に関わっていきたいと思っております。

また、大蔵省財務省においては、35年余にわたって、財政、税制、金融行政、国際金融制度などに携わってきたところです。

こうしたこれまでの経験の下で培った知見や実務経験を生かしながら弁護士として務めていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。