2020年9月15日、イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)及びバーレーンは、それぞれの国交を正常化するための平和協定「アブラハム合意」に署名しました。
これに併せ、UAEの大統領はイスラエルボイコット法の廃止令を発出し、二国間の貿易と金融取引を認めることとしました。イスラエルUAE 間の直行便の就航も決まっており、今後、両国間のビジネスが活発になることが予想されます。
日本企業との関係でも、アラブボイコットの懸念が更に薄まり、また、これまでUAEにしか拠点がなかった企業が、UAEからイスラエルを容易に管轄することができるようになるため、イスラエルスタートアップを探索したり、イスラエル国内でのビジネス展開を行ったりする企業が更に増えることが考えられます。