ＴＭＩの特許商標部門では、所内で様々な研修を開催しています。今回は、ここ半年くらいの間に入所した所員（主として新人弁理士及び新人特許技術者）向けに、今年の４月から５月にかけて実施された研修について簡単にご紹介いたします。

本年度は、対象者が多いことから、特許商標部門のパートナー弁理士全員が１人１人、個別のテーマについて新人向けの研修を全２０回行いました。

以下がテーマの一例です。

• TMIの歴史・沿革
• TMIの綱領
• 弁護士との協働
• 代理人の使命
• 所内各種システム/検索ツールの使い方
• 海外での弁理士業務
• ビジネス実務研修
• コンフリクトの考え方
• 海外訴訟
• 審判
• 訴訟
• 翻訳
• 外国代理人との付き合い方
• TMIでの特許の仕事
• TMIでの意匠の仕事
• TMIでの商標の仕事
• 座談会（キャリアプラン、留学、出向等について）
• Founding Partnerによる講話

一人前の実務家になるためには、一人前の社会人になる必要があることから、「ビジネス実務研修」は、毎年必ず開催される研修テーマの一つです。また、弁護士と共に働く機会が多いＴＭＩでは、「弁護士との協働」も重要な研修テーマです。さらに今年は、シリコンバレーオフィス駐在の弁理士による「海外での弁理士業務」についての研修も開催されたほか、ＴＭＩで今後どのように自己実現を図っていくかについて、先輩弁理士の経験を踏まえたキャリアプランについての座談会なども行いました。

ＴＭＩでは、このほかにも、未経験者を一人前の実務家に育成するための様々な研修を企画しています。

今後も、充実した教育体制により、弁理士・技術者の実務能力向上を実現し、クライアントのニーズに即した高度なリーガルサービスの提供を図って参ります。

弁理士研修委員会