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【特許商標ブログ】TMIで弁理士として働く魅力
2024.11.28
TMIの特徴の一つに弁理士の多さが挙げられますが、最近、TMIは弁理士100名に達しました。特許技術者や事務スタッフも合わせると総勢200名を超える規模になっています。
このタイミングで、TMIで弁理士として働く魅力について、振り返りたいと思います(この記事を書くにあたり複数の所員からの意見を取り入れました)。
経験できる仕事の幅が広い
まず多く挙げられたのが、経験できる仕事の幅が広いことでした。TMIに転職してくる弁理士の多くが、出願以外の業務に携わりたいという希望をもっています。TMIでも弁理士のコアの業務は特許・商標・意匠の出願権利化ですが、その周辺の業務、例えば、侵害訴訟、無効審判、鑑定、ライセンス交渉、特許売買、技術動向調査、スタートアップ支援(知財・法務面でのサポート)、知財価値評価、M&AやIPOのサポート(デューデリジェンス)などを扱う機会に恵まれています。このような権利化以外の業務も経験することにより、知財に息を吹き込む術を身に付けることができ、また、日々の出願業務にフィードバックすることができます。
侵害訴訟をはじめとする多くの業務においてTMIの弁護士と技術・法律の両面を密に話し合いながら取り組みます。弁護士との仕切りが無く仲良く働ける点が、弁理士にとってTMIで働く大きな利点でしょう。
(↑ある大型のグローバル案件で弁理士と弁護士が会議中。抜群のチームワークです)
切磋琢磨できる同僚に恵まれている
TMIは設立から35年目を迎え、弁理士の層もベテランから若手まで厚くなってきています。令和5年度弁理士試験の合格者は全国で188名でしたが、なんとそのうち7名が現在TMIに在籍しています。なかなかの割合ではありませんか?同期で仕事や悩み等を話し合い、切磋琢磨しながら成長することができます。合格した途端に皆みるみる成長していくので、近い将来に大きく期待できます。
ベテランにはベテランならではの悩みも出てきますが(介護の問題、お子様の教育の悩み、・・・)、そんなプライベートのことも話し合える仲間がいることで、職場での居心地も高まるのではないでしょうか。
(↑同期合格の弁理士たち。同期が大勢いて楽しそうです)
仕事を相談できる体制にある
新人時代は個々の案件で先輩から指導を受けることができますし、座学形式の研修もあります。知財歴は長いけど特許明細書の作成は経験がなくて・・・という新人さんも、遠慮なく指導を受けることができます。
また、自分が中堅やベテランになると質問しにくいかな・・・と思いきや、そんなことはなく、不明点をお互いに聞き合える体制なり空気感なりがあります。
いずれもコミュニケーションを大切にする文化、そして、事務所として質の高い成果物をクライアントに提供しようとする気持ちによってなし得ていると思います。
(ちなみに、TMIで働く特許商標の事務スタッフも知識が豊富で、とても心強いです!)
(↑先輩と後輩で特許明細書をじっくり検討中。未経験で入所しても安心です)
海外留学のチャンスがある
海外の大学に留学する制度が設けられています。弁護士、弁理士のいずれもがこの制度を利用することができ、今まで大勢の弁理士がこの制度を利用し、海外経験を積んできました。最大2年間の留学となり、一年目は米国や欧州等のロースクールやMBAに通い、二年目は海外の法律事務所で知財実務に従事するパターンが多いです。若手・中堅の育成を目的とした制度で、行先に決まりはありませんので、自分自身で新たな専門分野を見つける可能性が秘められているのも魅力ですね。
海外の留学経験、勤務経験をもった所員が多いことから、クロスボーダーの国際案件が多く集まり(例えば、海外への特許出願、海外から日本への出願、複数国での特許訴訟等)、仕事の幅が一層広がるという好循環が生まれています。
(↑米国留学中の弁理士たちから送られてきた写真。オンもオフも充実してそうです!)
Tier 1の評価・・・誇りを持てる!
TMIの知財プラクティスは近年、IAMとMIPという2つの定評ある機関からTier 1の評価を受けています。しかも、特許・商標の両方、そして、出願・訴訟・トランザクションのいずれのカテゴリーにおいてもIAMとMIPの両団体から最高位の評価を得ているのは日本でTMIだけ(原稿執筆時点)という自負があります。弁理士、特許技術者、スタッフ、そして弁護士との協働をもって成し遂げた成果です。もちろん、貴重な機会をくださったクライアントの皆様への感謝の気持ちで一杯です。いつもありがとうございます。
(↑IAMとMIP の受賞式にて名誉ある賞をいただきました!)
以上、TMIで弁理士として働く魅力として、「仕事の種類と幅」「同僚に恵まれた環境」「相談できる体制」「海外留学」「Tier 1の誇り」を紹介させていただきました。このようなことに魅力を感じて多方面から弁理士が集まり、100人体制に至ったのだと思います。今後も、共感できる仲間が増えていったら嬉しいです。
実は、「魅力」ネタがもう少し所員から挙がってきたのですが(「デスクのスペースが広い」とか、「子育てと両立しやすい」とか)、キリがなくなりますので、この辺で終わりとさせていただきます。最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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