セミナー・イベント
第138回TMI月例セミナー「2019年の実務者が注目すべき特許訴訟判決‐塩月弁護士による批評を交えて‐」
TMI総合法律事務所では、クライアント様を対象に情報提供の場として、無料にて月例セミナーを開催しておりますが、第138回は「2019年の実務者が注目すべき特許訴訟判決‐塩月弁護士による批評を交えて‐」と題するセミナーを開催いたします。
2019年には、損害賠償請求における損害の推定に関する特許法102条2項および3項について、知財高裁の大合議判決がありました。損害の推定については多くの論点が存在し、関連する学説、裁判例も多くある中での大合議判決であり、特許法102条2項の「利益」の意義、推定覆滅の判断基準や同条3項の実施料の算定方法について判断が示された重要な判決です。また、同年には、原審知財高裁判決を破棄して特許要件のうち進歩性判断の重要な要素となる「予測できない顕著な効果」の事例判断を示した最高裁判決もありました。その他、特許紛争が生じた場合には避けては通れないクレーム解釈を扱う興味深い判決も出されており、その分析と理解は日頃の特許実務に欠かせません。
そこで、本セミナーでは、第126回に引き続き、これら特許実務に精通した弁護士・弁理士から、これら2019年の重要判決事案の解説を前提とした判断概略および実務上理解しておくべき影響を説明いたします。知財高裁の裁判長として様々な特許訴訟を担当した塩月弁護士からは、最高裁判決と知財高裁判決の関係などについて解説をいたします。さらには、知財高裁の調査官を経験した髙村弁理士から、特許訴訟を有利に進めるための留意点を含めた特許訴訟の概観を説明いたします。
【概要】
1.特許訴訟の概観
2.2019年の特許注目判決について事案の概要説明
3.各判決について塩月弁護士からのコメント
4.質疑応答
※お申込期間は2019年12月6日(金)10:00~12月12日(木)17:00です。
12月6日(金)10:00より、以下の本セミナー専用申込ページにてお申込受付を開始いたします。
https://tmi.smktg.jp/public/seminar/view/1188
<日時>
【東京オフィス】
2020年1月24日(金)10:15~12:00(受付開始 9:45)
2020年1月24日(金)14:00~15:45(受付開始13:30)
【名古屋・神戸・大阪オフィス】
2020年1月24日(金)14:00~15:45(受付開始13:30)
※名古屋・神戸・大阪オフィスでは東京からの同時中継にて実施いたします。
※受付事務との関係で、セミナー開始後30分以降は、入室をご遠慮いただくことがございます。
<会場>
TMI総合法律事務所
【東京オフィス】
〒106-6123 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー22階 セミナールーム
【名古屋オフィス】
〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1-11-11 名古屋インターシティ3階
【神戸オフィス】
〒651-0088 兵庫県神戸市中央区小野柄通7-1-1 日本生命三宮駅前ビル12階
【大阪オフィス】
〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町8-1 梅田阪急ビルオフィスタワー36階
- 講師
-
弁護士 :
友村明弘
/
塩月秀平
弁理⼠ : 澤井光一 / 山田 拓 / 髙村和宗
- テーマ
2019年の実務者が注目すべき特許訴訟判決 ‐塩月弁護士による批評を交えて‐
- 業務分野
- 特許 知財争訟
- 定員
【東京オフィス】各120名 【名古屋オフィス】40名 【神戸オフィス】20名 【大阪オフィス】20名
- 問い合わせ先
【東京オフィス】
担当:髙橋・島根
電話:03-6438-5511(代表)
e-mail:monthlyseminar@tmi.gr.jp
【名古屋オフィス】
担当:松本・兼松
電話:052-219-2626(代表)
e-mail:seminar_nagoya@tmi.gr.jp
【神戸オフィス】
担当:鹿間・重田
電話:078-291-5151(代表)
e-mail:seminar_kobe@tmi.gr.jp
【大阪オフィス】
担当:山口・千葉
電話:06-6311-0577(代表)
e-mail:seminar_osaka@tmi.gr.jp- 詳細URL
http://www.tmi.gr.jp/data/pdf/seminar/138thmonthlyseminar.pdf
- 備考
※会場内での録音・録画はご遠慮ください。
※恐れ入りますが、企業内弁護士・弁理士を除く弁護士・弁理士の方のご参加はご遠慮ください。