TMI総合法律事務所では、クライアント様を対象に、情報提供の場として、無料にて月例セミナーを開催しておりますが、第166回は「中国知財紛争の傾向と対策」と題するセミナーを開催いたします。

中国は、かつては模倣品天国などといわれていましたが、2021年9月に公表された知財強国建設綱要では、2035年までに米国を追い抜き、世界一の知財強国になるとの目標が掲げられています。中国の特許出願件数は2011年から連続して世界首位の座を占めており、近年では「量から質へ」の転換を図る様々な施策が進められています。司法分野では、知財専門裁判所の開設、最高裁への知財専門法廷の設置をはじめ、スピーディで専門性の高い裁判を実現する体制構築が進んでいます。また、専利法を始めとする知財関連法の改正により懲罰的賠償制度が導入され、実効性のある権利行使を可能とする環境が整えられつつあります。

そのような状況の中、中国における知財紛争の件数は年々増加しています。また、現地企業の知財意識の高まり、賠償額の上昇、技術力の向上により、日本企業が侵害訴訟を仕掛けられる例も増えつつあります。

本セミナーの前半では、こうした中国知財紛争の動向、日本企業の参加状況等を近時のデータに沿って概観した上で、クリアランス調査・情報提供・無効検討・先使用証拠の確保等による訴訟リスクの軽減と予備的防衛の実務について説明します。また、後半では、日本企業が実際に直面した知財権侵害への対応例を踏まえ、中国の裁判の特徴、証拠収集のポイント、裁判での争い方などの実践的な視点を共有させていただきます。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

【概要】
1．中国知財紛争の最新動向
2．特許侵害リスク回避の実務
3．実例を踏まえた、中国知財紛争への対応策
4．質疑応答

【開催日時】
≪対面開催≫
【東京オフィス】
2023年1月19日（木）10：15～12：00（受付開始 9：45）
2023年1月19日（木）14：00～15：45（受付開始13：30）
【大阪・京都・神戸・福岡オフィス】
2023年1月19日（木）14：00～15：45（受付開始13：30）

≪オンデマンド配信≫
2023年1月31日（火）10：00～同年2月13日（月）16：00

※大阪・京都・神戸・福岡オフィスは東京からの同時中継にて実施いたします。
※受付事務との関係で、セミナー開始後30分以降は、入室をご遠慮いただくことがございます。
※質疑応答は対面開催の東京オフィス会場のみ受け付けいたします。
大阪・京都・神戸・福岡オフィス会場及びオンデマンド配信中の質疑応答は受け付けできませんので、何卒ご了承ください。
※オンデマンド配信ご利用にあたってはこちらの注意事項をご一読の上お申し込みください。

【申込方法】
以下の、本セミナー専用申込ページより、申込をお願いいたします。
2022年12月7日（水）10：00～同年12月13日（火）17：00
本セミナー専用申込ページ：https://tmi.smktg.jp/public/seminar/view/12568

※対面開催へのお申込について
・1社2名様まで、先着順の受付とさせていただきます。定員になり次第お申込受付を終了いたしますので、何卒ご了承ください。（各回定員：東京オフィス50名、大阪オフィス12名、京都オフィス12名、神戸オフィス15名、福岡オフィス12名）
・後日オンデマンド配信の視聴用URLもご案内いたしますので併せてご活用ください。