TMI総合法律事務所では、主にクライアント様を対象に情報提供の場として、無料にて月例セミナーを開催しておりますが、第176回は「ESG訴訟の動向からみるサステナビリティ法務の実務ポイント」と題するセミナーを開催いたします。

株主やNGOが政府や企業に対してESG（環境、社会、ガバナンス）に関する取組みを求める手段の1つとして、国際的には、ESG訴訟が増加しています。例えば、国連環境計画（UNEP）が2023年7月に公表した報告書によれば、全世界で気候変動に関連するESG訴訟は、2022年12月までの累計で2180件であり、昨今の動向として、米国以外の国や地域において、このような訴訟の動きが広がっていることが指摘されています。

このようなESG訴訟は、日本国内では、まだ一般的になっているとは言えませんが、国際機関やNGOはこのようなESG訴訟を有用なツールの1つと位置付けており、欧州や米国の企業法務実務においても、このようなESG訴訟の動向は近年急速に注目を集めています。日本企業においても、特に、海外子会社を持ち、海外市場で商品を販売する企業や、海外のサプライチェーンから原材料を調達する企業は、国際的に広がっているESG訴訟も考慮に入れながらESGに関する法務リスクを検討する必要があります。

本セミナーでは、様々な業界におけるサステナビリティ関連法務に携わってきた経験を持つ講師が、ESG・サステナビリティ関連法務の基礎を解説するとともに、国際的なESG訴訟の動向を概観したうえで、日本企業の法務部門として注意すべき実務上のポイントをご紹介いたします。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

【概要】
1．ESG・サステナビリティ法務の基本とESG訴訟の動向
2．消費者と企業の関係
3．サプライチェーン・取引先と企業の関係
4．株主・投資家と企業の関係
5．市民・地域社会と企業の関係
6．日本企業の法務部門における実務ポイント
7．質疑応答

【開催日時】
≪会場開催≫
【東京オフィス】
2023年11月10日（金）14：00～15：45（受付開始13：30）

【名古屋・大阪・京都・神戸・福岡オフィス】 ※東京からの同時中継となります
2023年11月10日（金）14：00～15：45（受付開始13：30）

≪オンデマンド配信≫
2023年11月30日（木）10：00～同年12月13日（水）16：00

※名古屋・大阪・京都・神戸・福岡オフィスは東京からの同時中継にて実施いたします。
※受付事務との関係で、セミナー開始後30分以降は、入室をご遠慮いただくことがございます。
※質疑応答は東京オフィス会場のみ受け付けいたします。
名古屋・大阪・京都・神戸・福岡オフィス会場及びオンデマンド配信中の質疑応答は受け付けできませんので、何卒ご了承ください。
※Vimeoによるオンデマンド配信となります。
※オンデマンド配信ご利用にあたってはこちらの注意事項をご一読の上お申し込みください。

【申込方法】
以下の、本セミナー専用申込ページより、申込をお願いいたします。
申込期間：2023年10月12日（木）10：00～同年10月25日（水）17：00
本セミナー専用申込ページ：https://tmi.smktg.jp/public/seminar/view/17881

※会場開催へのお申込について
・1社2名様まで、先着順の受付とさせていただきます。定員になり次第お申込受付を終了いたしますので、何卒ご了承ください。
（定員：東京オフィス120名、名古屋オフィス30名、大阪オフィス12名、京都オフィス12名、神戸オフィス15名、福岡オフィス20名）
・後日オンデマンド配信の視聴用URLもご案内いたしますので併せてご活用ください。