TMI総合法律事務所では、主にクライアント様を対象に情報提供の場として、無料にて月例セミナーを開催しておりますが、第182回は「東南アジアにおける紛争解決～SIAC仲裁手続を中心に～」と題するセミナーを開催いたします。

近時、東南アジア地域における企業活動が活発化し、現地企業の買収に関わる契約、現地企業とのJV契約、その他様々な契約が締結されています。これらの契約において必ず規定される紛争解決条項においては、紛争解決機関として、東南アジア地域であるということを理由にシンガポール国際仲裁センターを指定したり、あるいは、日本企業に有利であるとの考えから日本の裁判所、あるいは、現地企業の要請に応じて他国の裁判所を指定しているケースなど様々な事例が見られます。

しかしながら、契約締結段階において、それぞれの紛争解決機関のメリット・デメリット等について十分な検討がなされないまま紛争解決機関を選択されている事例も多くみられます。

そこで、本セミナーでは、約10年間シンガポールにおいて業務を行っている講師が、実際の紛争案件対応の経験も踏まえて、各国の裁判所・仲裁機関の特徴、外国判決や外国仲裁判断の執行の可否等について概観するとともに、最も多く選択されるシンガポール国際仲裁センターにおける手続について解説し、紛争解決条項を検討する際の留意点から、実際に紛争となった場合の実務上の留意点について解説します。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

【概要】
1．総論（東南アジア地域による紛争解決の難しさ）
2．東南アジア各国の裁判手続と仲裁機関の概観
3．外国裁判所の判決の執行の可否
4．外国仲裁機関の仲裁判断の執行の可否と問題点
5．シンガポール国際仲裁センターにおける手続きの概要
6．その他の紛争解決手段としての調停手続
7．質疑応答

【開催日時】
≪会場開催≫
【東京オフィス】
2024年5月23日（木）14：00～15：45（受付開始13：30）

【名古屋・大阪・京都・神戸・福岡オフィス】※東京からの同時中継となります
2024年5月23日（木）14：00～15：45（受付開始13：30）

≪オンデマンド配信≫
2024年6月17日（月）10：00～同年7月12日（金）16：00
※Vimeoによるオンデマンド配信となります。
ご利用にあたってはこちらの注意事項をご一読の上お申し込みください。

※名古屋・大阪・京都・神戸・福岡オフィスは東京からの同時中継にて実施いたします。
※受付事務との関係で、セミナー開始後30分以降は、入室をご遠慮いただくことがございます。
※質疑応答は東京オフィス会場のみ受け付けいたします。
名古屋・大阪・京都・神戸・福岡オフィス会場及びオンデマンド配信中の質疑応答は受け付けできませんので、何卒ご了承ください。

【申込方法】
以下の、本セミナー専用申込ページより、申込をお願いいたします。
申込期間（会場開催）　　　　　： 2024年4月19日（金）10：00～同年5月7日（火）17：00
申込期間（オンデマンド配信）　： 2024年4月19日（金）10：00～同年6月10日（月）17：00
本セミナー専用申込ページ       ： https://tmi.smktg.jp/public/seminar/view/21610

※事前質問は、会場開催の申込期間のみ受け付けいたしますので、予めご了承ください。
※会場開催へのお申込について
・1社2名様まで、先着順の受付とさせていただきます。定員になり次第お申込受付を終了いたしますので、何卒ご了承ください。（定員：東京オフィス120名、名古屋オフィス30名、大阪オフィス12名、京都オフィス12名、神戸オフィス15名、福岡オフィス20名）
・後日オンデマンド配信の視聴用URLもご案内いたしますので併せてご活用ください。