TMI総合法律事務所では、主にクライアント様を対象に情報提供の場として、無料にて特別セミナーを開催しておりますが、今回は「最新事例から考えるEU競争法の執行トレンド」と題するセミナーを開催いたします。

昨年12月のブリュッセルオフィスの開設以降、TMI総合法律事務所では、既に多数のEU法に関するお問い合わせを受けており、その中でも依然としてEU競争法について、日系企業のご関心は高いと感じています。

また、EUの競争当局も近時、コロナ禍以前のようにドーンレード（立入調査）を活発に実施するようになってきており、企業の事業活動に影響し得る重要な競争当局の決定も公表されています。そのような調査の対象となった事案の内容や競争当局の決定を分析して、競争当局が問題と考えている業務慣行等について正確に理解しておくことは、日系企業のEU競争法コンプライアンス、ひいてはグローバル競争法コンプライアンスを確立する上でも重要と考えます。

そこで本セミナーにおいては、EU競争法に関する最新の重要事案を広く取り上げて、事案の概要や論点等を分かりやすく解説することで、EUの競争当局が問題視している業務慣行等についてお伝えするとともに、TMI総合法律事務所ブリュッセルオフィスが提供可能なサポートについても具体例を交えてご説明いたします。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

【概要】
1．EU競争法の概要
2．EU競争法の最新動向のご紹介
　　a．水平的協定（カルテル）に関連する最新事例（マイノリティ出資先との業務提携がカルテルに問われた事例等）
　　b．垂直的協定（流通取引）に関連する最新事例（高級ファッションブランドが再販価格維持について摘発された事例、EU域内での越境取引の制限が摘発された事例等）
　　c．企業結合規制に関連する最新事例（届出閾値を満たさない事案で欧州委員会が企業結合審査を実施した事例等）
　　d．その他の最新動向（競争当局の情報提供要請に不完全な情報を提供したとして制裁金が課された事例、外国補助金規制（FSR）の最新動向等）
3．日系企業のコンプライアンス上のポイント
4．質疑応答

【開催日時】
≪会場開催≫
【東京オフィス】
2025年12月15日（月）15：00～17：00（受付開始14：30）

※受付事務との関係で、セミナー開始後30分以降は入室をご遠慮いただくことがございます。

【申込方法】
以下の、本セミナー専用申込ページより、申込をお願いいたします。
申込期間　　　　　　　　：2025年11月19日（水）10：00～同年12月3日（水）17：00
本セミナー専用申込ページ：https://tmi.smktg.jp/public/seminar/view/29959

※1社2名様まで、先着120名様の受付とさせていただきます。定員になり次第お申込受付を終了いたしますので、何卒ご了承ください。