TMIの特許商標部門では、所内で様々な研修を行っています。今回は、その中でも弁理士・特許技術者向けの研修について簡単にご紹介いたします。

2021年度の後期研修は、10月から3月の半年に亘って実施されました。今回は、村井弁理士から若手弁理士・特許技術者向けに開催された鑑定業務の研修をご紹介します。

TMIの弁理士は、特許出願だけでなく特許係争にも携わることが多いため、特許鑑定業務についても習熟していなければなりません。そこで企業において豊富な係争経験を有する村井弁理士から、鑑定業務の進め方や心構えについて、自らの経験を踏まえた具体的な説明がなされました。村井弁理士からは、指示されたことをこなすだけではなく、企業にとって真に価値を有する具体的なソリューションを提供することの重要性が強調されました。また、通常の鑑定業務のほか、特許の価値評価や世界の判例調査についての体験談も紹介されました。

◆【特許商標ブログ】TMI特許商標部門での研修制度について（１）
◆【特許商標ブログ】座談会－20代・30代でTMIに転職した弁理士 vol.1

研修委員会の下で企画された様々な研修、そしてTMIに蓄積された経験とノウハウに基づいた指導を受けることで、未経験者であっても一人前の実務家に成長することができます。

今後も、充実した教育体制により、弁理士・技術者の実務能力向上を実現し、クライアントのニーズに即した高度なリーガルサービスの提供を図って参ります。

弁理士研修委員会