この度、TMI総合法律事務所及びHOFFMANN EITLEが、「欧州単一特許／統一特許裁判所（UP/UPC）制度の進展と企業の知財戦略への影響～制度開始から１年を経過してみえてきた新制度の実務動向～」と題する共催セミナーを開催することになりましたのでご案内申し上げます。 

欧州での長年の議論を経て、2023年6月にUP/UPC制度が開始しました。制度開始当初から、仮処分申請、侵害訴訟、及び無効訴訟などが提起され、本年6月末の時点で訴訟件数は411件に達しました。本制度において、本案訴訟は基本的には1年程度のスケジュールで判決が得られるよう想定されております。そのため制度の概況を検討するうえで、適切なタイミングとして9月のセミナー開催と致しました。
本セミナーの共同開催者としてHOFFMANN EITLEのシュスラー＝ランゲハイネ・ディルク弁護士をお招きし、日本語によりUP/UPC制度の概況を解説致します。
UPCにおける訴訟当事者の国際紛争全体について取り上げ、紛争におけるUPCの位置づけについて考察します。加えて、訴訟当事者が、どのようにして、予測性の低いUPC訴訟へのリスク対策、セントラルアタックへのリスク対策をしているのかについても検討します。
最後に、「UP/UPC制度の企業の知財戦略への影響」と題して、パネルディスカッションを行い、米国・中国を含む主な特許訴訟のフォーラムにおける裁判との対比や、欧州特許権の位置づけ、他社特許対策に関する国際展開について議論します。
本セミナーを通じて、日本企業にとって競争力の向上に寄与できるよう一助になれば幸いです。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

【概要】
第１部
　欧州単一特許／統一特許裁判所（UP/UPC）制度の近況（日本語による発表）
　　　HOFFMANN EITLE　シュスラー＝ランゲハイネ・ディルク　弁護士
　UPC訴訟の解析と、背景にある権利化戦略
　　　TMI総合法律事務所　山下耕一郎　弁理士

第２部　パネルディスカッション
　UP/UPC制度の企業の知財戦略への影響
　　モデレータ　：阿部豊隆　　パートナー 弁理士・カリフォルニア州弁護士
　　パネリスト　：村井賢郎　　パートナー 弁理士・カリフォルニア州弁護士
　　　　　　　　　伊藤貴子　　弁理士
　　　　　　　　　山下耕一郎　弁理士
　　アドバイザー：シュスラー＝ランゲハイネ・ディルク　弁護士
　　司会　　　　：赤堀龍吾　　パートナー 弁理士

【開催日時】
≪会場開催≫
【東京オフィス】
2024年9月11日（水）14：00～17：00（受付開始13：30）
※受付事務との関係で、セミナー開始後30分以降は、入室をご遠慮いただくことがございます。

【申込方法】
以下の、本セミナー専用申込ページより、申込をお願いいたします。
申込期間　　　　　　　　：2024年8月7日（水）10：00～同年8月27日（火）17：00
本セミナー専用申込ページ：https://tmi.smktg.jp/public/seminar/view/23689

2024年8月31日（土）まで申込期間を延長致しました。
以下の内容をご記入いただき、Emailアドレス：upckyosaiseminar2024@tmi.gr.jpにお送りください。
［氏名］
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［部署名］　　
［役職名］　　
［電話番号］
［メールアドレス］

※1社2名様まで、先着120名様の受付とさせていただきます。定員になり次第お申込受付を終了いたしますので、何卒ご了承ください。