この度、TMI総合法律事務所及びVan Bael & Bellis法律事務所が「企業結合において日本企業が留意すべき日英欧の企業結合規制・外資規制・外国補助金規制」と題する共催セミナーを開催することになりましたのでご案内申し上げます。

EUでは2023年7月12日から外国補助金規則（Foreign Subsidies Regulation）が施行され、適用対象となる日本企業は、企業結合の際に届出が必要となります。また、英国やEU加盟国では、外国企業による直接投資に対する規制が強化されたり、新たに国内法が制定されたりしており、規制対象となる場合には、各国当局への届出が必要となります。そのため、今後、日本企業が英国やEUに関わる企業結合取引を行うにあたっては、従前から多くの企業が留意していた企業結合規制だけではなく、外国補助金規制や直接投資規制についても留意することが必要であり、企業結合規制だけに限らずその他の規制に関しても事前に把握、分析、対応することが企業結合取引を成功裡に実施するために不可欠となっております。事前に規制リスクを把握せず、必要な届出を怠った場合には、取引を実行することが困難になったり、当局から多額の制裁金が課されたりするリスクがあります。

そこで、本共催セミナーでは「The EU Foreign Subsidies Regulations」（Concurrences出版）の著者でもあるベルギーのVan Bael & Bellis法律事務所の弁護士とともに、英国やEUが関わる企業結合取引において日本企業が実務上留意するべき企業結合規制・外資規制・外国補助金規制に関して、日英欧の多角的な観点から分かりやすく解説いたします。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

【概要】
１．日英欧における企業結合規制や企業結合取引に適用される可能性があるその他の規制の概要

• 近時の最新情報を踏まえて特に御留意するべき点の解説

２．ディスカッション： 企業結合規制やその他の規制の観点から企業結合取引を成功させるために取引の各段階において検討しておくべき事項

• 会社上層部が検討する前の準備段階
• 取引のフィージビリティ及び規制リスクを検討する段階
• ガンジャンピングや機微情報交換リスクを低減する方法
• 規制当局と接触する段階
• クロージングに向けて

３．質疑応答

【開催日時】
≪会場開催≫
【東京オフィス】
2024年10月1日（火）15：00～17：30（受付開始14：30）
※終了後、登壇する講師を交えた懇親の場として、六本木ヒルズ内においてレセプションを予定しております。お時間の許す限り、是非、ご参加ください。
※受付事務との関係で、セミナー開始後30分以降は、入室をご遠慮いただくことがございます。

【申込方法】
以下の、本セミナー専用申込ページより、申込をお願いいたします。
申込期間　　　　　　　　：2024年9月5日（木）10：00～同年9月19日（木）17：00
本セミナー専用申込ページ：https://tmi.smktg.jp/public/seminar/view/24350
※1社2名様まで、先着120名様の受付とさせていただきます。定員になり次第お申込受付を終了いたしますので、何卒ご了承ください。

【言語】
日本語及び英語（同時通訳あり）