ミャンマー知財庁が昨晩（2023年1月12日夜）に発表したところによると、ミャンマー商標法は2023年3月より施行予定とされています。これにより、ミャンマー知財庁が正式にオープンし、ミャンマーでの商標法に基づく出願（既に優先登録の出願を行っている商標の本出願を含む）が開始されるものと思われます。

なお、上記発表は、商標出願に係る代理人向けの研修を未だ受講していない代理人向けに、2023年2月に研修を行う旨の告知の中で述べられたものですが、2022年7月1日の商標出願等のフォームの公表、同月25日から8月3日まで開催されたTrademark Agent Training、そして2022年12月下旬から①2022年第2回のIP Central committee会議の開催（同月20日）、②ミャンマー知財庁設立2周年記念式典の開催（同月27日）、③Awareness seminarの開催（同月29日）など、知的財産権関係の動きが活発化してきており、その点からもミャンマー商標法の施行が近いことが推測されます。
（2023.01.17一部追記）

 ※上記内容は、弊所及び弊所員による政治的な評価を含むものではありません。

ミャンマー商標デスク